
笠岡病院は開設以来50年以上の長い歴史と伝統をもちます。岡山県南西部における精神科専門の基幹病院として、離島や山間部を含む広範な地域医療に貢献してまいりました。周囲の豊かで恵まれた自然環境のなかで、統合失調症、うつ病、アルコール依存症など幅広い精神疾患の総合的治療を行っています。
平成18年4月からは附属診療所が心療内科専門の「笠岡えきまえクリニック」としてリニューアルされ、井笠地域や福山東部から多くの患者様が心の健康相談に、気軽に訪れられています。また、平成18年9月には老朽化した治療型病棟の改築工事が完成し、入院患者様に快適な治療環境を提供できるようになりました。
笠岡病院の理念は「地域に密着した良質な精神医療サービスの提供」で、以下の目標に向かって病院を運営しています。今後も、笠岡病院をよろしくお願い申し上げます。
1.地域の精神医療ニーズに応え地域に開かれた精神科専門病院をめざします。
1) 一般病院、施設、行政、学校など地域との密接な連携
2) 外来部門や附属診療所(笠岡えきまえクリニック)の充実
3) 積極的な精神疾患や病院の広報活動
4) ボランティアや実習生の受け入れ推進
2.患者様・ご家族との信頼関係に基づく良質な医療を提供します。
1) 患者様の人間性や個性を重視した誠実・謙虚な診療態度
2) 障害の生物・心理・社会・倫理・経済という多元的・包括的理解
3) 患者様・ご家族への懇切丁寧な説明と同意による信頼関係の確立
4) 最小限の行動管理と可能な限りの開放的処遇
3.患者様にとって安全かつ快適な治療環境を整備します。
1) 穏やかで心の安らぐ治療環境の整備
2) リスク評価と危機対応能力の向上
3) 医療事故の防止
4) 感染対策の徹底
4.すべての職員が専門職としての誇りをもちチーム医療と生涯学習に励みます。
1) 症例を通じて人間の苦悩や精神障害を学び続ける姿勢
2) 明るく自由闊達な議論が出来る職場の雰囲気
3) 職域を超えたカンファレンスや院内学習の充実
4) 効率的かつ簡素な運営
プロフィール
昭和54年岡山大学医学部卒業。 岡山大学医学部神経精神科助手、香川大学医学部精神神経科講師、助教授を経て、平成18年10月から現職。 医学博士、精神保健指定医、日本精神神経学会認定精神科専門医、日本てんかん学会理事、日本神経精神薬理学会評議員、日本生物学的精神医学会評議員。 精神疾患とてんかんに関する論文・著書多数。
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